▼6年間使用しているRS TAICHIのバッテリー式電熱グローブ RS TAICHI RST595。

バッテリー式なので取り回しが楽です。
予備バッテリーを1セット持っていれば、日帰りツーリングなら余裕で1日持ちました。
しかし外気温が5度以下になると、ハイパワーモードでも指先が寒さで痛くなる不満もあり。
また、ゴールデンウィークの北海道等、まだ冬装備が必要な時期のキャンプツーリングは、途中で充電ができません。
▼あと、いちいち充電しないといけない煩わしさが嫌になって、車載バッテリー接続式の電熱ウェアを買ってみました。


買って使ってみた感想は … マジで暖かいです。
外気温5度くらいまでなら、グリップヒーターも不要!
やっぱり車載接続の方が良かった!もうバッテリー式には戻れません!

詳しく解説しましょう!
グローブだけでいいのだが…
手の指先はグリップヒーターだけでだと十分に暖まりません。
私の場合、必要な物は車載バッテリー接続式の電熱グローブだけです。
インナージャケット、パンツ、足の指先は不要!
足の指先だけはカイロを使ってますが、他は着込めば問題無しです。
でもグローブだけだと配線の取り回しが面倒だし、電熱ウェアを使わない季節は接続コネクタが邪魔になります。
と言う事で、配線を手首まで回す為だけに、インナージャケットも買いました^^;
本当か?車載バッテリー式のデメリットについて
よく言われるデメリットを検討しましょう。
- 車載バッテリー式は乗り出しの準備が面倒
- バイクを降りたら寒い
車載バッテリー式は乗り出しの準備が面倒?
1ヶ月ほど使ってみましたが、慣れると大した事ないです。
乗り出す時に「バイクとジャケットをコネクタで繋ぐ」→「両手のグローブとジャケットをコネクタで繋ぐ」だけです。
ヘルメットを被る所作のような事で、すぐに慣れます。
バイクを降りたら寒い?
う〜ん、これは意味が分からないですね。
素っ裸の上に電熱ウェアだけならわかりますが、それなりに暖かい格好していれば、停車時に感じる寒さは普通です。
走行時と違ってバイクを降りたら風を受けないので、気にするほどの事ではありません。
RS TAICHI e-HEAT RST640/RSU622を買った理由
私が買った電熱グローブとジャケットはRS TAICHIのRST640とRSU622です。
車両バッテリー、または専用モバイルバッテリーで発熱してくれます。
なぜRS TAICHIを選んだか?
単純にネットで在庫があるものを選びました^^
もちろんコミネやヒーテック等も検討しましたが、希望サイズに在庫がないものが多くて…。
実際に購入した時期は10月末なのですが、やっぱり電熱ウェアの在庫が捌けるスピードは早いですね。
e-HEAT ウィンターグローブ(RST640)
▼サイズはLです。

▼発熱範囲は指先と手の甲です。

生地は電熱でない普通のウィンターグローブよりも薄いので、バイクの操作がしにくくなる事はありませんでした。
▼オプションの専用モバイルバッテリーを入れるポケットがありますが、コスパ悪いので車体接続専用と割り切る事をお勧めします。

▼指先はスマホ対応です。意外に便利でした。

▼購入してから気付きましたが、防水・透湿素材を使用しています。

e-HEATインナージャケット(RSU622)
▼身長176cm、体重66kgですが、Lサイズでピッタンコでした。

▼電源と繋がない時は、コネクターを綺麗に仕舞うことができます。

▼発熱箇所は肩と背中のごく一部だけですが、ボア生地なので電源を入れなくても暖かいです。

電熱ウェアの配線について
まず、車両接続ケーブルにヒューズを差し込みます。ヒューズに向きはありません。どちら向きでもOKです。


バイクへの接続はDAYTONAのD-UNITがあれば楽勝です。
接続ケーブルを空いてるコネクターに取り付けて、 D-UNITのヒューズを適合したアンペアに合わせましょう。
▼ジャケットとグローブで4A必要だったので、D-UNIT側は5Aのヒューズに交換しました。

▼D-UNITの解説はこちら

▼価格もかなり安いのでおすすめです
バッテリー接続の電熱ウェアを使ってみた感想
実際に使ってみた感想を簡単に解説します。
グローブの感想
暖かいです。バッテリー式とは比べ物になりません。
グリップヒーターも使わなくて良いレベルです。
外気温が10度くらいになったら、指先が低音火傷しそうなのでOFFにしています。
ジャケットの感想
インナージャケットは出力が「低」でもかなり暖かいので、一度しか電源を入れていません^^;
そもそもジャケットの裏地がボアになっていて暖かく、冷気を遮断してくれます。
つまり、グローブへの配線渡しとしてしか使っていません。
まとめ
とにかく車両接続式の電熱グローブは予想以上に暖かくて最高です。もうバッテリー式には戻れません。
デメリットは導入コストだけでしょう。
グローブ、インナージャケット、車両接続ケーブルを合わせて38,000円ほどしました。
我慢して寒い中をヒーヒー言いながら走るか、投資してぬくぬく快適に走るかの選択です。
長い目で見れば十分に元は取れるでしょう。

以上、参考になれば幸いです!

