お初の北海道ツーリングですが、フェリーの選択について体験をまとめておきます。
新日本海フェリーがコスパ良し!
北海道への上陸方法ですが、まず自宅のある神奈川県からの自走はあり得ません。体力的にキツいです。
そもそも高速道路の長時間移動は全く面白いと感じなく、途中で居眠りかまして事故るに違いありません。
で、フェリーになるわけですが、神奈川県在住だと大洗発の商船三井フェリー一択だけだと思って予約を入れました。
だがしかし!新潟発の新日本海フェリーは商船三井フェリーのカプセル部屋と同じ予算で個室が取れることが分かり、急遽キャンセル待ちを入れましたが … 期待通り落選しました(>_<)
往路は諦めて商船三井フェリーにします。
追記)スケジュールを調整して往路・復路ともに新日本海フェリーを利用できました。検討段階の記事なので内容は変更していません。
2020年北海道ツーリングの往復フェリー代は40,400円でした。
▼費用内訳については、こちらの記事を参考にしてください。
個室がいい!
私は神経質なので雑魚寝の大部屋では100%眠れる自信がなく、最低でもカプセルベッドタイプでないとダメです。
しかしカプセルベッドでも見ず知らずの他人は近くにいるわけで、自然音でないイビキ、歯ぎしり、寝言、うめき、屁などの不快音には耐えられず、夜中に何度も目を覚ますことは間違い無いでしょう。
ま、自分自身が不快音を出してるかもしれませんが…。
と、いうわけで初の北海道上陸・初の泊まり船旅なので、今回は奮発して個室で行こうと思います。
商船三井フェリーの個室
商船三井フェリーの個室はシングル部屋がなく、2段ベッドの二人部屋を一人で使用する場合、追加でおよそ一人分の料金を支払うことになりました。
時期にもよりますが、お盆時期の一人利用だと片道料金がカプセルタイプのクラスより1.6万円ほど跳ね上がるので、旅の予算が厳しくなります。
おそらくウニ丼は諦めることになるでしょう(>_<)
ま、これは経験として1.6万円のプライベートを存分に楽しむことにしましょう。
気になるカプセルタイプの客室も様子を伺って、次回の参考にしたいと思います。
新日本海フェリーの個室
復路は新日本海フェリーのシングル個室(ツーリストS)で快適に帰ってこようと思います。
が、ホームページを見てみると、まるで独房室です。
まあプライベートは確保されるので仕方ないですね。
この部屋でカップラーメンでもすすりながら独房生活をエンジョイします。
各フェリーの個室の違い
明らかに商船三井フェリーの方が出来がいいです。
ビジネスホテルと独房室の違いです。
この差が価格の違いなんでしょうね。
普通は往復で同じ会社のフェリーを利用すると思うのですが、ちょうどいい機会なので体感して比較したいと思います。
往復の予算
気になる費用をチェックしましょう。
シーズン料金
往路:商船三井フェリー
乗船日:8月15日(木) C期間 A<B<C<D<E の順で価格が上がります
復路:新日本海フェリー
乗船日:8月25日以降 期間A A<B<C の順で価格が上がります
往路 53,230円(商船三井フェリー)
8月15日(木)乗船
商船三井の料金は期間ごとに5段階の価格設定があって、8月15日は中間の料金になります。
最安料金期間より3,700円増しでした。
安く済ますならゴールデンウィーク後か8月の末が一番良いと思いました。
費用内訳
項目 | 金額 | コメント |
---|---|---|
大人1人運賃 | 19,860円 | スーペリアルーム(2人用個室) |
有賃ルームチャージ | 10,450円 | 2人用個室を1人で使うときの追加料金 |
バイク | 16,450円 | 750cc超 |
フェリー代合計 | 46,770円 | た、高い(>_<) |
高速道路代 | 4,660円 | 自宅〜大洗フェリー乗り場 |
ガソリン代 | 1,800円 | 概算 |
バイク自走区間合計 | 6,460円 | 走行距離227km |
総計 | 53,230円 | (>_<) |
フェリー乗船時間:18〜19時間
バイク自走時間:3時間55分
復路 28,530円(新日本海フェリー)
8月25日以降に乗船予定
新日本海フェリーは料金設定が3段階です。
8月25日以降はオフシーズンになるのでお得に済みそうです。
費用内訳
項目 | 金額 | コメント |
---|---|---|
大人1人運賃 | 10,380円 | ツーリストS1(1人用個室) |
バイク | 8,430円 | 750cc超 |
フェリー代合計 | 18,810円 | や、安いヽ(´▽`)/ |
高速道路代 | 6,920円 | 新潟フェリー乗り場〜自宅 |
ガソリン代 | 2,800円 | 概算 |
バイク自走区間合計 | 9,720円 | 走行距離363km |
総計 | 28,530円 | 商船三井フェリーの半額に近い…(><) |
フェリー乗船時間:16〜18時間
バイク自走時間:5時間42分
往復合計
往路)商船三井フェリー:53,230円(C期間)
復路)新日本海フェリー:28,530円(A期間)
81,760円…(>_<) 高い^^;
正直なところゲロ高です。
これで全行程5泊6日程度のツーリングだと勿体無さすぎです。
帰りのフェリーはまだ予約を入れていないのですが、可能な限り長く北海道に滞在するつもりです。
上陸時間の違い
商船三井フェリー、新日本海フェリー共に乗船時間はおよそ18時間ですが、北海道への到着時間が異なります。
区間 | 上陸時間 | |
---|---|---|
商船三井フェリー | 大洗→苫小牧 | 13:30 |
新日本海フェリー | 新潟→小樽 | 04:30 |
好みによると思うのですが、新日本海フェリーの上陸時間は私にピッタンコです。
普段バイクに乗るときは夜明けと共に峠入りしているので、4時30分からツーリングの開始は大歓迎です。
一方、商船三井フェリーの上陸時間は、何故にこのようなスケジュールになっているのか理解に苦しみます。
朝方人間にとっては新日本海フェリーを選んだほうが良いと思いました。
いろいろ調べてわかったこと
予算のこと
北海道ツーリング総費用の大部分を締めるフェリー代は何としても安く抑えたいところです。
フェリーの予算は個室で往復6万円以下に抑えられたら無難かなぁと思います。
ゴールデンウィーク終盤と8月末からオフシーズン料金になるので、次回はココを狙ってスケジュールを調整したいです。
航路のこと
私の場合、「関東圏に滞在している人は千葉の大洗からフェリーに乗る」という固定観念があって、安い新日本海フェリーのことは全く眼中にありませんでした。
また、北海道への上陸時間も考えて数社のフェリーを比較して選ぶべきだと思いました。
最後に
まぁ、仕事のスケジュール上、仕方のないこともあります。
特に往路へ5万円以上掛けるのは勿体無いですが、いろいろ調べて勉強になりました。
今回は諦めて商船三井にお布施したいと思います(><)