【DAY5】礼文島・礼文林道
走行日:2020年6月30日
天気:曇り
外気温:14〜21℃
走行距離:263.5km(内ダート区間 6.6km)
まとめ動画|礼文島ツーリング
礼文島フェリー料金と地元ルールの確認
フェリー代:片道9,120円(大人+大型バイク)
礼文島へ行かれる方は公式ページを一通り見て、地元ルールを事前に確認しておくことをお勧めします。
礼文島トレイル公式サイト:https://rebun-trail.jp/
バイクツーリングでの礼文島の見どころ
離島全てに当てはまると思いますが、バイクで走るだけだと3時間程度でまわり切れてしまいます。
まとめ記事にも書きましたが、離島は走ること以外に何か副目的が無いともったいないです。
礼文島は釣りや花の鑑賞、ハイキング等の趣味がある人には最高な場所でしょう!
ハイキングだと複数ある岬の周辺にトレッキングコースがありますが、2〜8時間も消費します。
私は1泊のスケジュールだったので、バイクを止めてちょっと歩くか…という気分にはなりませんでした。
見晴らしの良いところ
次の2箇所は最高に見晴らしが良いです。ただしバイクで走ると、いずれも1〜5分程度で走り抜けてしまいます。
- 江戸屋山道
- 礼文空港周辺の草原
江戸屋山道(走行時間5分)
▼超絶に見晴らしが良い道です。こんなクレイジーな眺めの道を走ったことがありません!
標識が無いのでどこが入口なのか分かりにくいですが、ツーリングマップルとナビの地図を見比べて適当に侵入したところが江戸屋山道でした。
そして、ココが江戸屋山道だったと理解したのは帰りのフェリーに乗る直前です^^;
この道は南側からの一方通行がルールのようですが、標識はありません。完全な地元ルールです。
ツーリングマップルにもこの道は一方通行とコメントがあるので身構えていたのですが … 走っている時はココが江戸屋山道だと理解していなかったので、私は逆走していました^^;
この道を走る為だけに礼文島へ行くべきか?というと、完全にNO!です。
景色は最上級ですが5分程度で走り切れてしまうので、高いフェリー代を払って走るほどの価値はありません。
最初に述べたように副目的を持ちましょう。
礼文空港周辺の草原(走行時間1分)
礼文空港(休止中)は何も見所はありませんが、途中の草原は素晴らしく見晴らしが良いです。
んが、1分程度で走り切れてしまいます^^;
▼礼文空港
▲Youtubeで礼文島の動画を見ると、よくココが紹介されています。
現地に行ってみましたが、何が良いのかさっぱり理解できませんでした。
▼周辺の草原
すごく気持ちいいです!最高です!
でも走行時間は1分程度です!
フェリーターミナル(ハートランドフェリー)
フェリー代は大型バイク込みで片道9,120円でした。
乗船時間は直通便で2時間、利尻島経由便で3時間です。
ハッキリ言って高いです。
フェリーターミナル 稚内港
オフシーズンだったからか誘導員が不在で、どこにバイクを停めればいいのか迷いました。
フェリーは利尻島経由便と礼文島直通便があるのですが、車両待機所は利尻島行と礼文島行に分かれています。
▼利尻島経由便に乗船する場合は、利尻島行きの待機所へ車両を回す必要があります。
フェリーターミナル 香深港
帰りのフェリーも車両待機所がどこなのか良くわかりません^^;
▼ターミナルビルに向かって1本道を挟んだところが車両待機所でした。
香深港フェリーターミナルの飲食店
▼礼文島側のフェリーターミナルで見かけた飲食店です。
▼営業時間外だったので外から覗いただけですが、こんなメニューでした。
2020年はコロナの影響でフェリーターミナルから離れた飲食店は、休業しているところが多いと聞きました。
グルメ目当ての方は事前に調べた方が良いです。
礼文林道 6.6km
恐らくツーリングマップルに乗っている日本最北端の林道でしょう。
私はこの道を走る為に礼文島へ行きました。これが私の副目的です。
事前の調査では「4輪は走行自粛、2輪は歩行者に注意しながら走行可能」でした。
2019年版のツーリングマップルにも同じようなコメントが書いてあったので、安心して現地へ向かったのですが…。
▼現地で確認したところ、実際は自転車を含む全ての車両が通行自粛だと思われます。
とはいえ、走行しても交通違反にはなりませんし、ココを走る為に来島したので引き下がるわけには行きません。
私が来島した6月30日はまだ人が少ない時期だったので、4輪や歩行者とすれ違う可能性の低い夕方に走行してみました。
▼恐らくこれまでに走った林道の中では最高級に見晴らしの良いダートでした。
▼天気が良いと途中の広場から利尻島を拝めます。
が、やはり走行自粛の道を走っててキモチイイわけありません(><)
また、後半はガレている場所が多いのと、4輪とのすれ違いが不可能なエリアが多く、バイクで走るのはおすすめできない林道でした。
▼こちらがほぼノーカットの走行動画です。礼文林道を走りたい方は、この動画を見て走った気分になって下さい^^;
▲意図的に音声を無音にしている区間があります。
●この動画の目次
00:20 入口が上りで少し荒れている
01:38 道幅狭く溝がある
02:00 溝が少し深め
04:11 広場(天気が良ければ利尻島が見れる)
04:31 道幅が狭い
04:54 4輪(軽トラック)
05:56 4輪(軽自動車)
06:04 すれ違い困難(きわめて道が細い)
08:28 すれ違い困難(きわめて道が細い)
09:14 ぬかるみ
10:17 下り開始
10:42 バイクとのすれ違い(タンデム)
10:57 わだちが深い
12:30 わだちが深い
13:12 ガレてて滑る
14:37 ぬかるみ地帯
16:08 溝が深く滑りそうな区間
16:45 コメント
久種湖畔キャンプ場
見晴らし良し!設備良し!なキャンプ場です。
- 入場料:620円
- フリーテントサイトの利用料金は無料(入場料は必要)
- バンガロー:2,000円
- 車両乗入れ:不可(荷物運搬時のみ可能)
- ゴミ捨て:可能
- ランドリー:あり
- 風呂:無し(フェリーターミナル付近に温泉あり)
- シャワー:あり
▼バンガローの利用料金が安かったので使ってみました。
▼4人用ですが1人で使ってもOK。室内は虫もいなくてすごく綺麗でした。電源もあります。
▼ズブ濡れだったテントを乾かす^^
初めてバンガローを使ってみましたが、テント泊とどちらが楽だったかというと….
寝袋や調理器具は自分の物を使用するので、結局バイクから荷物をバラす必要があります。
なので、手間はテント泊とあまり変わりませんでした。
バンガロー泊は悪天候の時や、電源を使いたい時に有効でしょう。
非常に良い経験でした。
▼このキャンプ場の詳細レポートは関連記事をご覧ください。
キャンプ場での嬉しかった出来事
こちらのキャンプ場にも長期滞在をされている方が居て、撮れたてのタコとニシンを一切れずつ頂きました。
▼13泊のツーリングで一番うまい食事でしたよ!
礼文島ツーリングのまとめ
礼文林道を走る!という副目的は達成できたのと、初めて訪れた離島なので満足感は高いです。
しかし旅行者としては走行自粛の林道や、江戸屋山道のなんちゃって一方通行のような曖昧なルールはヤメて欲しいです。
林道は一般車両通行禁止にし、江戸屋山道は「道路交通法の一方通行」にした方が、気持ちよく礼文島を楽しめると思いました。
また礼文島へ行くか?と問われたら … 新たな副目的ができない限り行きません。