手放したテント#11、#12を紹介します。
テント#11【ドッペルギャンガー ライダーズワンポールテント】
2016年5月購入。ソロ用。
1年ほどテントの更新をしていなかったのですが、前回紹介したミニピーク2のサイズに不満があった為、発売と同時にゲットしました。
▼身長176cmが直立した状態
▼着座の図
▼前室
▼インナーの形状はいびつです
▼頂点にあるトップループをうまく使えばセンターポールも不要
サイズ
- 幅290cm×奥行290cm×高さ183cm
- 収納サイズ:直径14cm×長さ50cm
- 重量:2.5kg
長所
- 理想的なサイズ
- 広い前室
- キャノピーになる入口
短所
- 5角形なので寝室・前室の形がいびつ
- キャノピーの形がいびつ
- 片面開きなので通気性能が低い
コメント
幕内で立ち上がる事が可能な高さ(身長176cmです)。腰に優しい(^^)
着座してもフライが頭に接触する事がなく余裕がある。
理想的なサイズ、重量。
コレはいい幕だと思ったのだが、5角形という中途半端な形状が使いにくく、特にインナー下に敷くグラウンドシートは汎用品ではピッタリ合わす事が難しかった。
キャノピーはモノポールの形状から仕方のない事だが、頂点付近の幅が狭いのでタープの代わりにはならず。
頂点にあるトップループはタープとの連結や、ポールなしでも幕を立たせたりするときに使うようだが、幕の高さがそこそこあるので使いどころが難しい。
ミニピーク2のように両面開きが理想的な構造なのだが、モノポールで両面が開く幕は少ない。
また、中型〜大型のモノポールテントは辺の数が多くなる。
強度の問題から仕方がないのでしょう、5角形以上になるとペグ打ちの数が増えて設置が面倒でした。
意外に気に入らない点が多く、たった1回の使用で売却…サイズと重量が完璧だっただけに実に惜しいテントですた。
テント#12【小川キャンパル シャンティ23】
タンデムキャンプ用として2016年9月に購入。
ポルヴェーラ34は2人乗りのバイクで運ぶには少々大きいのでコンパクト化を検討。
2人で使うならこのくらいのサイズで良いのでは??と妄想して購入。
そして、ポルヴェーラ34と比較してどっちか良い方を残すという予定でした。
▼一度も使用しなかった…
サイズ比較
シャンティ23 | ポルヴェーラ34 |
全長:360cm x 幅:240cm x 高さ 145cm 収納サイズ:27cm x 18cm x 60cm | 全長:560cm x 幅:230cm x 高さ 185cm 収納サイズ:直径:25cm x 68cm |
幕:3.7kg ポール:1.7kg | 幕:5.7kg ポール:2.7kg |
コメント
スペック上はかなりコンパクトになるのですが、感覚的に実物はなぜか重量・収納サイズ共にポルヴェーラ34と大差ありませんでした。
インナー幅が150cmとの事だが、室内で仮組みしたところ実測は135cm程度…。
こりゃぁひどいと思い、購入先へ問い合わせましたが、回答は…
>メーカーでは床に広げて測定しておりますが、アル・パカ様の設営状況も
>実際に吊り下げて設営をすると、四辺が若干持ち上がりますが、
>フックに全て吊り下げ、四隅のバックルを締めあげてピンと張り、
>また、インナーマットを敷いたり、荷物を置くことで、ほぼカタロ
▼インナーサイズの測定資料
いやいや、絶対無理です。もう少し頑張って返品に漕ぎつけようかと思ったけど、お気に入りの販売店だったので諦めました。
とても2人で使用するには耐えられない窮屈感だったので、一度も使用せず1人用テントとしてオークションへ出品。1万円程の損失でした(;o;)
やはりバイクなら少しでも軽く、収納をコンパクトにしたかったので、軽量中型のドームテント+タープ+小型シェルターという構想を練リ始めました。
ここまでのまとめ
赤線を引いたところをもう少し深掘りします。
5角形以上になるとペグ打ちの数が増えて設置が面倒でした
ある程度背の高いモノポールテントは強度を確保する為、6〜8角形以上になりますね。
5角形のような中途半端な形は、構造上、内部に使い所の難しいデッドスペースができてしまいます。
この後も3つモノポール型に手を出しますが、設置・撤収のスピードを重視すると、モノポールテントの形状は4角形がベストです。
軽量中型のドームテント+中型タープ+小型シェルターという構想を練リ始めました
ドームテントは寝る時だけに使用。タープはリビング。小型シェルターは夜間や外出時に荷物を隠す時に使用する構想です。
組み合わせ次第でかなり軽量化できるハズ…でした。
懲りないなぁ〜(^^;)