▼2014年7月から使用しているTANAXのラリータンクバッグ MFK-180。
6年間使いましたが、まだまだ使えます。大きさも大型アドベンチャーバイクにはちょうど良いでしょう。
ただ2点、ずっと気になることがあったので引退してもらうことにしました。
1つ目はレインカバーが使いにくいことです。
▼走行中にバタバタ暴れて少しずつズレてきます。
気を使わないとカバーが吹っ飛びそうになります。
なので走行中にちょちょい片手で修正する必要があって、はっきり言って危ないです。
▼走行中の動画はコチラ(動画の9分07秒あたりから)
これはラリータンクバッグがダメというのではなく、レインカバーがダメなのでしょう。
ラリータンクバッグ付属のレインカバーはサイズが21Lの拡張時に合わせてあるので、通常サイズ時にカバーをかけるとブカブカで走行時にバタつきます。
工夫すればバタつかせない方法もあると思いますが、そもそもレインカバー自体が鬱陶しくなりました。
2つ目は取り付け方法です。
▼F750GSだとココのストラップが丸見えで、テンション下がります。
▼ということで、新しく買ったのがTOURATECH AMBATO TANKBAG GS 14/20です。
それでは詳しく紹介しましょう!
まとめ動画
▼最初のイメージは、F750GSとの大きさのバランスが悪くて気に入りませんでした。ですが、後述する小ワザを使えば、F750GSでも永く使っていけそうです。
TOURATECH AMBATO TANKBAG GS(EXP/SPORT)の良いところ2選
1)レインカバー無しでも使える
▼一番の特徴はチャックが止水処理され、生地も撥水コーティングされていることです。
突然の雨でも浸水しないとのことですが、完全防水ではないようです。
オプションでレインカバーも存在します。
2020年の北海道ツーリングで雨の中を2,000kmほど走行しましたが、レインカバー無しでも浸水しませんでした!
2)充電ケーブル取り回し穴(ケーブルポケット)がある
▼レインカバー無しで充電ケーブルをバッグから取り回せるのは、個人的にすごく助かります。
▲買ってから分かりましたが、自分で穴を開ける必要があります^^;
上記2つがこのバッグを選んだ理由です。
あと、容量がラリータンクバッグとほぼ同じなので、運用面も大きな変更はないでしょう。
AMBATOとは?
調べてみたらエクアドルにある都市の名前だそうです。
製品名の由来がソレなのかは不明です^^;
スペック比較 vs TANAX ラリータンクバック
AMBATO TANKBAG GS | RALLY TANKBAG | |
メーカー | TOURATECH | TANAX |
標準時サイズ (カタログ値 LxWxH) | 37x27x22cm | 36×22×29cm |
容量 | 13L→20L | 13〜21L |
素材 | コーデュラ1100デニール | 600Dポリエステル |
防水性 | テフロンコーティングによる防滴(完全防水ではない) | なし |
レインカバー | 別売 | 付属 |
価格 | 35,145円 | 16,500円 |
カタログ値のサイズに関しては、高さ(H)の計測位置が両者で違うようです。参考程度にしてください。
実際はAMBATOタンクバッグの方が幅が5cm広くて、車体に取り付けたときの高さも高いです。
つまり、AMBATOタンクバッグの方が一回り大きいです。
防水性について
2020年の北海道ツーリングで雨の中を2,000kmほど走行しましたが、レインカバー無しでも浸水することはありませんでした。
そもそも走行中はバイクのスクリーンに助けられてほとんど濡れません。
停車中でも横殴りの雨でない限り問題ないと思いますが、雨の中で長く停車する時はバッグを外していました。
▼尚、以前使用していたアンバートキャリアバッグも素材が同じです。コレも雨の走行で浸水しませんでした。
アンバートタンクバッグの開封チェック
まとめ動画もあわせてご覧ください。
▼付属のマップケースは、ツーリングマップルRを入れても余裕あり。
▼拡張状態(20L)
▼拡張状態(20L)
アンバートタンクバッグの小ワザ
バッグのサイズが大きいので、F750GSとの組み合わせが合わないなと思ったのですが、次の方法で少しマトモになります。
メーカーが推奨している事ではないので、自己責任でお願いします。
サイズ調整
▼矢印の部分を軽く押し込むと、いい感じになります。
▼こうなります
▼横から
▼通常状態
▼後ろから
▼後ろから(通常状態)
容量は若干落ちますが、個人的にこの状態なら車体とのサイズ感はOKだと思います。
上蓋の開け閉めは、ちょっとだけやりにくくなります。でも許容範囲。
コレで容量は3段回に調整できるってことですね^^;
マップケース
▼マップケースはちょっとサイズが大きくて、バッグからハミ出るのが気になってましたが…
▼単純に少し折りたたむだけでOK。この状態でも走行中に吹っ飛ぶことはないと思います(未検証)。
▼通常状態ならツーリングマップルに付属している大型地図も見やすかったりします。コレは意外に便利かも??
まとめ
最初は車体とのサイズ感が気に入らなくて、35,000円のドブ捨て案件かとテンション下がりました^^;
でも小ワザを使ったサイズ調整をすれば、全然問題無し!
雨の中をレインカバーなしで走れるのは最高です!!
あと、取り付けたお姿もTANAXラリータンクバッグよりスッキリしていて使いやすい。
買ってよかったバイクギアでした!