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無限アルパカ

バイクとキャンプのブログです。分割して日本一周ツーリング中。2021年〜コロナで自粛中です–;

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ド素人がMotoGPでSONY RX100M6とRX10M4の撮り比べをしてみた

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▼サーキットへ行ったら、こんな迫力のある写真を撮りたくなります。

出典:motogp.com

MotoGP2019へ行く前の手持ちのカメラはSONY RX100M6でして、すでに1世代前のカメラです。

こんな萌える写真を撮るためには、当然もっとズームの効くカメラが必要です。

そこでMotoGPへ観戦しに行く直前に、RX10M4を買い増ししました。

他にも高倍率ズームな1インチセンサーのカメラはありますが、RX10M4を選んだ理由は、多少使い方の分かるRX100M6と操作体系が同じだという単純な理由です^^

▼600mmの望遠・強力なAF・連写性能に全てをまかせば、テキトーにシャッターボタンを押すだけで、こんな写真が簡単に撮れるに違いありません。

出典:motogp.com

で、2台もカメラは不要なのでRX100M6とRX10M4を撮り比べして、気に入った方だけ手元に残す作戦です。

目次

RM10M4

3日間ほとんど手持ちの連写で、4,500枚ほど撮影しました。

連写サンプル|RX10M4

▼次の写真はこの位置から連写したものです。

RX10M4/600mm|F4|1/250|ISO125
RX10M4/600mm|F4|1/250|ISO400

次からは撮影場所が違います^^

▼どうですか?それなりにピントの合った写真が撮れるでしょう。全てテキトー連写です。

RX10M4/502mm|F4|1/500|ISO100
RX10M4/600mm|F4|1/250/ISO100
RX10M4/588mm|F4|1/320/ISO100

RX10M4のコンティニュアスAF機能は、かなり優秀だと思います。

テキトーに連写してもツボにハマると、それなりに見れる写真が撮れることがわかりました。

全画素超解像ズーム|RM10M4

ところでRXシリーズには全画素超解像ズームという、素晴らしい反則機能があります。

RX10M4の場合、光学600mmで超解像ズームを使えば1,200mm相当まで寄れます。

こんな感じです。

24mm

▼この位置から〜

600mmその1

▼寄って〜の

RX10M4/600mm|F4|1/250|ISO400

1,200mm相当(全画素超解像ズーム)その1

▼おりゃ!

RX10M4/1,200mm|F4|1/250|ISO125

▼もう一丁!

RX10M4/1,200mm|F4|1/250|ISO125

天気が悪かったこともありますが、やっぱり全画素超解像ズームは画質が落ちますね…。

1,200mmズームは流石に手持ちで超スピードで突っ走っているバイクを捉えることは難しく、ほとんどピントの合った写真は撮れませんでした。

▼あまり動かない被写体でもこんな感じで、なんかボヤけてます(><)

1,200mm 全画素超解像ズーム

次の写真は、ビクトリースタンドからレプソルホンダのピットを狙った構図です。

600mmその2

RX10M4/600mm|F4|1/250|ISO200

1,200mm相当(全画素超解像ズーム)その2

RX10M4/1,200mm|F4|1/250|ISO1000

おぉう!寄れますねぇ。でも全体がなんか曇って見えます。

▼そして比較的綺麗に撮れた写真がコレ

RX10M4/1,200mm|F4|1/320/ISO100

ちょっと白み掛かってますが、素人レベルだと十分です。

どれだけ寄れるかっていうポテンシャルは、ご理解いただけましたでしょうか…。

でもなんか思ってたんと違う!

▼う〜ん、私が望むこんな写真には程遠いです(><)

出典:motogp.com

で、いくつかの問題点に気付きました。

問題点

1)連写の問題

▼連写機能は素晴らしいのですが、4,500枚程度撮影して、体感でその98%がこんな感じの画像でした。

RX10M4/600mm|F4|1/250|ISO320

上の写真はまだマシな方です。

▼ホントはこんなのばかりでした(><)一応、写ってるライダーはバレンティーノ・ロッシ です。

RX10M4/600mm|F4|1/250|ISO400

▼これは一体何なんなん??

RX10M4/600mm|F4.5|1/200|ISO125

ほとんどゴミの量産です(><)

ま、連写ってのはこういうモノだと思うのですが…。

2)撮影場所の問題

▼一般人が入れる観戦席やコースサイドからの撮影は、大抵障害物が邪魔をします。

RX10M4/175mm|F4|1/400|ISO100
RX10M4/600mm|F4|1/320|ISO100

もっと足を使って撮影ポイントを探せと言われそうですが、そもそもの目的が観戦、グルメ、グッズ廻りだったので、撮影の為の移動はしんどいです(><)

モータースポーツの写真、いや、写真界そのものを私は甘くみていたのでしょう。

RX10M4の感想

軽快に撮影できます。

連写開始時にブレてても、カメラがピントを合わせようと頑張ってくれるので、1連写30枚程度の内、1枚は当たりがあればラッキーって感じです。

カメラ重量は1kgもありますが、グリップが握りやすく、安定して撮影出来ます。重さもそれほど気になりません。

なによりずっしりとした重さは、所有感を高めてくれます。

当たり前ですが、しっかり構えて撮影するなら、コンパクトなRX100シリーズよりも圧倒的に使いやすいです。

もう一つ肝心な事ですが、コース外からバイクを撮影するには600mmでは足りません。もうちょっと寄りたいです。

しかし600mm以上のズームになると、動く被写体をフレーム内に収めるのにかなり苦労します。

▼私の望んでいるこのような迫力ある写真をテキトーに連写して撮るには、コース内に入らないとダメでしょう。

出典:motogp.com

ところで、コース内で撮影しているプロカメラマンは、全員こんなバズーカみたいなレンズを使ってました。

全画素超解像ズームの画質がアレだったので、やっぱり一眼+バズーカが最強なのでしょうね。

そもそも私はスマホ写真で満足できて、荷物はコンパクトな方が好きなタイプなのでバズーカはムリっす(><)

それでも24mm〜600mmのレンズは、かなり使い勝手が良いです。

▼こんな写真もテキトー連写で余裕で撮れます。

RX10M4/337mm|F4.5|1/1,000|ISO100

では、RX100M6の写真をみてみましょう。

RX100M6

連写サンプル|RX100M6

RX100M6のズーム性能は24mm〜200mm。

後述する比較表からみても、連写性能はRX10M4と同等のようです。

しかし当然600mmのRX10M4には敵わないでしょう。

▼ふはは!やっぱり遠いねww

RX100M6/200mm|F4.5|1/200|ISO200

全画素超解像ズーム|RX100M6

全画素超解像ズームを使うと、400mm相当になります。

▼アレ?

RX100M6/400mm|F4.5|1/200|ISO160

▼ちょっと待ておいおい!

RX100M6/400mm|F4.5|1/200|ISO125

▼なんかRX10M4の光学ズームとの違いが分からん!

RX100M6/400mm|F4.5|1/500|ISO125

RX100M6は嫁さんにぽいっと渡して、テキトーに連写してしてもらってたのですが…全画素超解像ズームでも白みが掛かってなく、全然見れるではないか!?!

うぉーい、勘弁してくれい!

せっかくRX10M4買ったのに…(><)

RX100M6/400mm|F4.5|1/320|ISO125

オレが下手クソなのか?

RX100M6よ!お前はなんて優秀なんだ!!

RX100M6/400mm|F6.3|1/160|ISO125

▼もちろんこれ以上は寄れないわけで、RX10M4のこんなドアップはRX100M6だとムリです。

RX10M4/全画素超解像ズーム1,200mm相当

しかし、実用域で言うとRX100M6で十分なのでは???

で、改めてRX100M6とRX10M4のスペック比較をしてみました。

RX100M6とRX10M4の比較

2019年11月現在、RX100M6は1世代前でRX10M4は現行モデルです。

優れている項目を赤文字にしています。

製品名RX100M6RX10M4
発売日2018年6月22日2017年10月6日
参考価格111,770円186,000円
センサー1.0型 Exmor RS CMOS 積層型
有効画素数2010万
レンズZEISSバリオ・ゾナーT(レンズ構成:12群15枚)ZEISSバリオ・ゾナーT(レンズ構成:13群18枚)
F値F2.8 -4.5F2.4-4.0
撮影距離AF約8cm-∞(ワイド端時)、約100cm-∞(テレ端時)AF約3cm-∞(ワイド端時)、約72cm-∞(テレ端時)、約140cm-∞
光学ズーム(静止画)8倍(35mm換算:200mm)25倍(35mm換算:600mm)
デジタルズーム32倍100倍
モニター3.0型 / 92.16万ドット3.0型/ 144万ドット
モニター角度調節機能上に約180度、下に約90度上に約109度、下に約41度
フォーカスモードオートフォーカス(AF-S)、オートフォーカス(AF-A)、オートフォーカス(AF-C)、ダイレクトマニュアルフォーカス、マニュアルフォーカス
フォーカスエリアワイド(315点(位相差検出方式)/25点(コントラスト検出方式))
ISO標準:125〜12,800/拡張:80〜25,600標準:100〜12,800/拡張:64〜25,600
連写Hi:24/s、Mid:10/s、Low:3.0/sHi:24/s、Mid:10/s、Low:3.5/s
バッファメモリー233枚249枚
フォーカスレンジリミッター無し有り
オートフォーカス速度0.03秒
シャッタースピード1/2,000〜30秒 
電子シャッタースピード1/32,000〜30秒
手ブレ補正4段4.5段
4K動画連続撮影時間30分
NDフィルター無し
外部マイク端子無し有り
重量301g1,095g

どっちが良いのか?一般的にはRX100をオススメする

連写性能は、ほぼ同じようです。

しかし、細かい点でRX10M4の方がRX100M6より優れています。

RX10M4の方はレンズが明るくて、マクロ性能も良い。

しかし、肝心な画質の比較だと、コース外からの撮影ならRX100M6の方が良いでしょう。

オートフォーカス性能の上がった現行機種、RX100M7の実力を試したくなります(><)

きっと良い写真が撮れるに違いありません。

一応、ポケットに入るコンパクトさなので、スナップ撮りにはRX100シリーズの方が適しています。

レース以外の撮影でも、気軽に持ち出せる高画質、高倍率ズームなRX100M6、M7を選んだ方が無難でしょう。

それでも私はRX10M4を使う!

前提として、普段はあまりカメラを持ち出さない人向けの個人的意見です。

最近iPhone11 Proを買ったのですが、画質が良いのですよ!

ここへ来て全く関係のないiPhoneを推するのは興醒めするかもしれませんが、実際スマホで十分でしょう!

ポケットに入るコンデジでも、やっぱりかさばります。

普段コンパクトカメラを持ち歩きますか??

私は今日はガッツリ撮るぞ〜って時じゃないと、コンパクトなRX100でさえ持ち出すことはしません。

大きくて重いRX10M4ですが、構えると気合が入ります。この感覚はRX100には湧いてきません。

2年前のカメラですが、性能は決して現行機種に劣ることなく、室内撮りからモータースポーツ撮影までこなしてくれます。

あと、RX100シリーズは年1回、新製品が発売されるので、どうしても残念感があります。

いまだに旧機種(RX100M1〜M6)の販売を続けているSONYさんはあっぱれですが、消費者視点からみると、毎年新型が出るのがわかっているので、ちょっと手を出しにくいカメラです。

と、いいながら、RX10M5の噂もちらほら出始めてますが…。

以上、RX100M6とRX10M4の比較でした。

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