2月上旬に注文したCAMP ON PARADEの火輪ストーブが、6月上旬にようやく届いたのでレビューします。
コロナウイルスの関係で製造がストップしてしまったようで、納品までかなり待ちました。
通常ならこんなに待つ事はないでしょう。
今回は火輪ストーブのお姿と、SOTOのレギュレーターストーブST-310との組合せをチェックしてみます!
追記 2020-12-03)CB缶との組み合わせだとガスの容量が圧倒的に足りません。
詳しくは記事の最後をご覧ください^^;
まとめ動画
▼こんな感じになります。諸事情により着火テストはしておりません^^;
CAMP ON PARADE 火輪とは?
名器 武井バーナー(パープルストーブ)のヒーター部分だけをバラ売りしたようなアタッチメントストーブです。
▼こちらが武井バーナー
火輪は汎用のガスバーナーやケロシンストーブとの組み合わせが可能。
お値段は本体24,000円+送料+税で27,150円でした。
武井バーナーの価格(60,000円以上)と比較したら十分安いでしょう!
え?高いって?キャンプ道具ってのは自己満足の塊です!私は満足しています。
ヒーターパーツのチェック
高さは突起物を含みます。
CAMP on PARADEの火輪紹介ページに記載されている寸法と違いました。
重量は505gでした(本体のみ、五徳含まず)。
ヒーター裏側
裏側は組合わせるバーナーの五徳が直接接触します。
▼ST-310との組合せはこんな感じ。たまたまですが、裏側ネジの突起部分にST-310の五徳は干渉しませんでした。
組合わせるバーナーの五徳と、このネジの突起部分が干渉すると不安定になるでしょう。
▼ヒーター裏側の突起物内側の直径は115mmでした。
分解してみた
各パーツはねじ止めされているだけなので、バラして清掃することが可能。
▼この辺りも武井バーナーと構造は同じですね。
火輪の付属品
- ヒーターをバーナーに固定する為のバネ棒が2種、計6本
- 遮熱版をバーナーに固定する金属パーツ x 3(くるっと曲がった短い部品)
- 五徳
- 遮熱版
- フック
バネ棒・遮熱版は組合わせるバーナーによっては適合しません。
うまく工夫するしかないですね。
▼フックは加熱されたヒーターを引っ掛けて取り外す物でしょう。
五徳
▼五徳の直径は115mm。ポン置きするだけなので固定はされません。
▼シェラカップやソロ用の小型クッカーのような、底面積の少ない鍋だと上に置けません。
SOTO ST-310と火輪を合体してみた
合体と言ってもST-310の五徳の上にポン置きするだけです。
まず付属の遮熱版はST-310の五徳部分が邪魔になって使えません。
▼こんな感じのOD缶用バーナー向けですね。
▼とういわけで、別の記事で紹介したN-Projectの遮熱版を使うとこうなります。
▲この状態で激しく揺さぶるとヒーターが落ちる危険性があります。
でも、よほど激しく揺らさない限り落下することはないでしょう。私はこのままの状態で使う予定です。
▼写真の遮熱版はコチラ
▼SOTO ST-310はオプションがいろいろあって使いやすいです!
火力は? CB缶との組み合わせは微妙!
レビュー記事として大いに失格ですが、着火テストはしておりません。
火入れの儀式は当分先にになりそうです。
しばらくは見て楽しむだけですね^^;
ストーブが必要のない季節なので、出番がなくオブジェとなりつつありますが、これはなかなか良いモノです。
実戦投入したら改めて紹介したいと思います^^;
追記)2020-12-03
ついに着火テストをしてみました^^;
暖気は上方向は合格、横方向は物足りないです。
また、CB缶との組み合わせだと微妙。
- 短時間の調理に使う分には実用的
- 弱火だと全然暖かくない
- 屋外で使った場合は、強火でもほとんど暖まらない
- テントの前室内で使うのなら、短時間の暖房器具として使える
火力は中火以上にしたら問題ありませんが、ガスがあっという間に空になります。
ものすごく巨大なガス缶があれば、最強製品。
これは火輪の問題と言うより、ガスの問題ですね。
よ〜く考えれば、CB缶のバーナーを中火〜全開で放置すると、1〜2時間でガスを使い切ってしまいます。
冬キャンプで暖房目的で使うのなら、かなりの本数のCB缶を持参することになるでしょう。
CB缶で使おうと思っている人へ!
ケロシンストーブのように、長時間の運用を考えている人にはおすすめしません!