この記事は2019年12月時点の検証結果です。
▼現在はGoPro MAXを使ってモトブログをしています。
OSMO ACTIONは動作が安定している等、まだまだメリットがあるので記事は公開時のままにしています。
モトブログ用のアクションカムをGoProから、OSMO ACTIONに変更しました。
OSMO ACTIONってマイナーなカメラなので、モトブログで使えるか心配な方へ朗報です。
最高です!かなり使えるカメラですよ!!
まとめ動画
動画をみていただければ分かると思いますが、フツーにモトブログできます。
▼こちらの動画もOSMO ACTIONで撮影しています。
GoProの欠点
私が使用したGoProは、HERO3 Black EditionとHERO5 Sessionの2機種です。
SONYだとHDR-AS100VとAS300を使用してきました。
モトブログっぽいことを始めたのはHERO5 Sessionからです。
GoPro HERO5 Session
HERO5 Sessionは2016年10月に発売されたカメラで、すでに3世代前の機種になります(現行の最新はHERO8)。
メリットはそのコンパクトなボディーですね。ヘルメットに付けても邪魔になりません。
逆にデメリットはバッテリーの交換ができないので、使い捨て端末ってことでしょうか。
まぁ、技術の進歩は早いので、2年も使い込めば元は取れるでしょう。
▼GoProがUSB TYPE-Cを採用してから、この悪名高きマイクアダプターが必須でした。
まずこのマイクアダプターの欠点は、ブサイクすぎる事でしょう。
こんなのあり得ませんよ(><)
さらにGoPro HERO5 Sessionではファームウェアを1.57にダウングレードしないと、まともに外部マイクが使えません。
GoProはカメラの性能は素晴らしくても、このマイクアダプターを組み合わせた途端、微妙なカメラに成り下がってしまいます。
また古いファームウェアは、スマホとのWi-Fi接続が安定しない問題がありました。
ファームウェアを最新にすると安定するのですが、逆に外部マイクがまともに使えなくなってしまう…。
そんな残念なカメラです。
なお1世代前のHERO7からこのマイクアダプター+録音できないトラブルは、ほぼ解決しているようです。
GoPro側も外部マイク問題は公式に認識しているようですが、いまだに完全に直ったというアナウンスはありません。
北海道ツーリングの時は、このマイクアダプターが不調で毎日泣かされました(><)
そんなことから、もうGoProはやめようと思ったわけです。
OSMO ACTIONのメリット
マイクアダプターが小さい!
▼コレです(左側)。右側のGoProのマイクアダプターと比べると、その大きさの違いが分かるでしょう。
充電・データ転送用のUSB TYPE-C端子もあるので便利です。
そもそもマイク端子は、最初からカメラ本体に内蔵してよって思いますが…。
その辺り、SONYのアクションカムは素晴らしいですね。
ただし私のようにヘルメットの顎下にカメラを取り付けたい人には、SONYのカメラは向いていません(><)
ノイズキャンセリングがすごい!
HERO5 Sessionから交換して一番感動したことはコレです。
HERO5 Sessionの時は風切音がひどくて、ずっと困ってました。
こんなもんなんかなぁ…ってずっと思っていたのですが、OSMO ACTIONに変えてみて性能差に驚いた次第です。
上の動画の時間で、21:17あたりからを確認してください。
バイクで走行時の風切音がかなり軽減されています。
驚く事にヘルメットのシールドを全開にして走っても、ほとんど風切音が混入しません。
但し、最近のGoPro HERO7を使用したモトブログを見ると、アチラも風切音が少ないので性能的には同等と思われます。
フロント液晶が使える!
▼自撮りするときの画角確認に使えますね。
フロント液晶は必須機能ではありませんが、あると便利です。
フィルター交換が容易!
▼最初からレンズフィルターを交換できる設計になっています。
私は逆光対策用に、純正のNDフィルターを持ち歩いてます。
OSMO ACTIONのデメリット
RockSteadyの画角が微妙
ブレ補正機能の事ですが、コレを有効にすると画角が狭くなります。
▼こちらがRockSteadyを検証した動画です。
ヘルメットの顎部分にOSMO ACTIONを固定して歩き回っている動画なのですが、まあまあ補正されているようです。
画角が狭くなるのがホント残念ですが、個人的にはギリギリOKかなってレベルでした。
ブレ補正に関しては、GoPro HERO7の同機能(ハイパースムース)の方が圧倒的に優れています。
なので、ブレ補正を重視するならGoProかSONYでしょう。
HERO7は完成形だと思いますが、如何せん外部マイクアダプターがイケてないんで私は使う気になれません。
【まとめ】OSMO ACTIONは安定動作でモトブログに最適!
総合的に良いカメラですね。
動作も安定しています。
予想以上に良かったので、私は2個も買っちゃいましたよ^^;
DJIはドローンや小型三軸ジンバルのOSMO POCKETで、実績を積み上げてきた会社です。
日本法人も設立されていて、保証体勢も整っています(お世話になりたくありませんが…)。
ソフトウェアの作り込みはGoProよりも素晴らしく、カメラ操作にもたつきはありません。
スマホの連携アプリも良い感じで、特に不満点は無いですね。
ブレ補正以外の性能はGoProやSONYと比較しても似たり寄ったりですが、オプションが多くてかなり遊べるカメラです。
と言う事で、モトブログ用のアクションカムを検討している方、OSMO ACTIONはオススメできます!
これはいいモノです!
▼マイクアダプターはコチラ
あると便利なオプション
モトブログをするにはOSMO ACTION本体、外部マイクアダプタと適当なマイクがあれば十分でしょう。
ヘルメットへのマウントは、GoProの物がそのまま流用できます。
クッションゴム
グローブを付けたまま録画ボタンを押しやすくするためのゴムです。
▼コレは必須アイテムです。
NDフィルター
逆光対策としてNDフィルターがあると便利でしょう。
天気の良い日はND8を付けっぱなしにしています。
フィルターはDJIの他、中華メーカーから多数販売されていますが、安物は不安です。
純正のフィルターは、キャップの形状や色も標準レンズのそれと同じで、違和感がありません。
以上、参考になれば幸いです!